hanamameizumiの日記

日常的に考えていること。

割れ窓理論。

割れ窓理論とは、アメリカの犯罪学者ケリングが提唱した理論であり、1枚の窓ガラスが割られている状態を放置していると、やがて他の窓ガラスも割られていき、次第に街全体が荒廃、犯罪が増加すると言われています。

 

割れ窓理論を活用し、犯罪の減少に成功したのがニューヨーク市の事例です。

1970~80年代と凶悪犯罪が多発していたニューヨーク市において、1994年に就任したジュリアーニ市長が割れ窓理論を実践しました。

具体的には、警察職員を増員し、落書きを徹底的に消し、軽犯罪の取り締まりを強化しました。こうした取り組みを続けることで殺人や強盗などの犯罪が大幅に減少し、治安が良化したと言われています。

引用:割れ窓理論とは?教育場面などでの活用事例や批判、論文と学べる本を解説 - Psycho Psycho (psycho-psycho.com)

この割れ窓理論については、賛否があり、その効果に疑問視する声もあります。

しかし、環境と人の心理に関連がありそうなのは経験則から理解できます。

「心が荒んでくると部屋が汚くなるのか、部屋が汚くなると心が荒んでくるのか。」

 

もちろん、性格的なこともありますが、

往々にして「心が荒んでいる時には部屋は汚い。」ものです。

なので、私はできる限り、身の回りは意識して綺麗にするように心がけています。

そうすることで、逆に身の回りが汚いことに気づくと、自分の精神状態が宜しくないと気づくことができます。

でも、掃除が特に好きなわけではありませんが。

 

今年もあとわずかとなってきました。

大掃除のことを考えると悩ましいですが、少しでも気持ちよく新年を迎えられるように頑張りたいと思います。