栄枯盛衰。
「この世のすべてが盛んな時と衰える時を繰り返す」
栄枯盛衰。
今日、お客さんと話をしていました。
田舎あるあるですが、「あのお宅は昔、庄屋(要するに金持ち)で広い屋敷に住んでいる。けど、今は一人しかおらず、土地が広い分税金がかかって大変。ああなると逆に屋敷が広いことが足かせになる。」
といった話を聞きました。
”昔は良かった。”
”あの頃は羽振りが良かった。”
一応、私もバブルの恩恵に与っていました。
ので、
栄枯盛衰。
今日お客さんの話を話を聞いてしみじみ感じました。
人は、つい景気が良く調子の良い時は、
”俺、バブル”
みたいになってしまいがちです。若ければ尚更だと思います。
栄枯盛衰。
昔からある言葉ですが、現代にも当てはまります。
ということは、人の営みは時代が変わっても変わらない。
ということでしょうか。
堅実に生きることは必須とは思いませんが、
謙虚に生きることは必須ではないかと、改めて考えさせられました。
老いる。
”老いる”の”老”⇒”老人が杖をついた姿”の象形文字
”若い”の”若”⇒”髪をふりだし我を忘れて神意を聞き取る巫女”の象形文字
”老”⇒”おいる、ふける、経験を積む”など
”若”⇒”わかい、生まれてから日が浅い、経験を積んでいない”など
私も、50を過ぎていよいよ”老いる”を感じる今日この頃ですが、以前にも紹介した職場の子は、20代でもちろん”若い”です。
年を取ると、経験値は上がっていきますが、体がいうことを聞かない、無理ができない、頭が回らない...など悲しい現実を突きつけられます。
それに対して、年が若いとそのようなことはないと思います。
先日、唯一若い子に勝っていると思われた、経験値が全く役に立たない場面に遭遇しました(詳細は書きませんが)。
「時代は変わったな。」と同時に、
「年を取ることのメリットが無くなった。」
とも思いました。
でも、「まっいっか。」
と開き直ることにしました。
きっと、自分が積み重ねてきた経験値は、人に対してだけではなく、自分の今後の人生においても、何か役に立つものだと思いますし、なんだかんだいっても、私個人は、若い子だから羨ましいとは、あまり思わないのでヨシとしました。
カウントダウン。
今日はクリスマスです。
クリスマスが終わると一気に今年も終わりという雰囲気になりますね。
皆さんも色々あったと思います。
私も色々ありました。
不思議なもので、年頭にあれだけ「今年は絶対〇〇やるぞ。」
と息巻いていたのに、この時期に今年を振り返るまで、記憶の片隅にもありませんでした。
カウントダウン。今年もあと残すところ6日。
それは言い換えれば、自分の人生も少しずつ残り少なくなっているということです。
やりたくてもできない。
そんな時も来るのでしょうから、来年こそは、年頭で決めたことをやり遂げようと思っています。
まずは、「決めたことを忘れないように、紙に書く。」
ことからやり遂げたいと思います。
猫はこたつで丸くなる。
我が家のにゃんこ達です。ちょうどエアコンの暖かい風があたる場所に、たまたま座布団を置いていたのですが、
この体たらくです。
今日は休みだったので、エアコンはずっとつけっぱなしだったのですが、
この体たらくです。
ここが家の中で一番暖かいのを良く知っているのか、
この体たらくです。
よく喉が渇かないものだと思います。猫は乾燥に強いのは本当らしいです。
世の中色々ありますが、猫にはあまり関係ないようです。
我が家の場合は、「猫はエアコンの下で丸くなる。」です。
いよいよ今年もあと一週間です。
今週もバタバタと忙しいと思いますが、最後まで乗り切っていきたいと思います。
割れ窓理論。
割れ窓理論とは、アメリカの犯罪学者ケリングが提唱した理論であり、1枚の窓ガラスが割られている状態を放置していると、やがて他の窓ガラスも割られていき、次第に街全体が荒廃、犯罪が増加すると言われています。
割れ窓理論を活用し、犯罪の減少に成功したのがニューヨーク市の事例です。
1970~80年代と凶悪犯罪が多発していたニューヨーク市において、1994年に就任したジュリアーニ市長が割れ窓理論を実践しました。
具体的には、警察職員を増員し、落書きを徹底的に消し、軽犯罪の取り締まりを強化しました。こうした取り組みを続けることで殺人や強盗などの犯罪が大幅に減少し、治安が良化したと言われています。
引用:割れ窓理論とは?教育場面などでの活用事例や批判、論文と学べる本を解説 - Psycho Psycho (psycho-psycho.com)
この割れ窓理論については、賛否があり、その効果に疑問視する声もあります。
しかし、環境と人の心理に関連がありそうなのは経験則から理解できます。
「心が荒んでくると部屋が汚くなるのか、部屋が汚くなると心が荒んでくるのか。」
もちろん、性格的なこともありますが、
往々にして「心が荒んでいる時には部屋は汚い。」ものです。
なので、私はできる限り、身の回りは意識して綺麗にするように心がけています。
そうすることで、逆に身の回りが汚いことに気づくと、自分の精神状態が宜しくないと気づくことができます。
でも、掃除が特に好きなわけではありませんが。
今年もあとわずかとなってきました。
大掃除のことを考えると悩ましいですが、少しでも気持ちよく新年を迎えられるように頑張りたいと思います。
二人のディスタンス。
パーソナルスペースとは。
個人を取り囲む空間のこと。人には、目には見えない自分の感覚として他者に侵入されると不快に感じる空間が存在します。それがパーソナルスペースで、人によって広さが違ううえ特性も異なるのです。
パーソナルスペースとは、他者が自分に近付いて不快に感じない限界範囲のこと。R・サマーという心理学者が提唱しました。
対人距離とも呼ばれ、心理的な縄張りだといえるでしょう。動物が自分の縄張りを侵されると警戒し威嚇するように、人間も防衛本能により自分の縄張りに侵入されると不快感を覚えます。
関係性によってもパーソナルスペースの距離は変わり、関係が深ければ範囲は狭く、逆に浅ければ浅いほど範囲は広くなるのです。
引用:パーソナルスペースとは? 定義、種類、年齢や性別による違い、ビジネスにおける活用術について - カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)
人によって、「そんなに近づかないでください。」
と言いたくなるぐらい、妙に距離感の近い人と、
「私は何もしませんよ。」
「私のことがそんなに嫌いですか。」
と言いたくなるぐらい、距離をとる人がいます。
なので、パーソナルスペースが広すぎても狭すぎても上手くないと思うので、
人との距離の取り方で結構悩む時があります。
私のブログで一番初めに紹介した地域猫の「まめ」。
最近はものすごい慣れてきて、私がご飯をあげようと外に出ると
どこからともなくなってきて、物凄い勢いで近づいてきます。
その後は、体を擦り付けてくるのですが、それがまた可愛くてたまらないのです。
もちろん「甘えん坊」の性格や「ご飯をくれる人」という認識がある故での
行動だとは思います。
パーソナル(キャット?)スペースが究極に狭いです。
猫の場合は人間と違い、愛情表現というか好き嫌いがはっきりしていて
分かりやすく、私好みです。
パーソナルスペースの取り方も、これぐらいわかりやすくできたらいいのにな。
と思いました。