hanamameizumiの日記

日常的に考えていること。

若者の未来

仰々しいタイトルにしてしまいました。すいません。

 今朝、通勤途中にラジオを聴いていたら、「若者の間に広がる薬物乱用について」取り上げられていました。ここでの”薬物”は、いわゆる覚せい剤大麻などの違法薬物ではなく、市販の鎮痛薬や風邪薬などのことで、問題はこれらの市販薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」と呼ばれる行為が若者の間に広がっているということでした。

 この問題の背景にあるのは、インターネットなどで市販薬が手軽に買えるようになったこと、若者がストレスや様々な悩みを解決する手段として薬物を用いるようになったことがあげられていました。

 この話を聴いたとき、これも時代の変化で、昔とは異なる若者の問題が現れてきているのだなと思いました。

 月並みな話ですが、今の時代はすごく便利になり、欲しいものはお金を出せば比較的簡単に手に入れられる世の中ですが、その反面、人との関係はある意味複雑化し、良好な人間関係は、逆に手に入りづらくなっている(昔もそうかも知れませんが)と。このような問題を見聞するたびに改めて思います。

 ここで思うことは、どちらが幸せなのか?ということです。昔が良いのか、今が良いのか、両方とも良いのか悪いのか。

 もちろん、現在苦しんでいる若者がいる以上、早急に対策を講じなければなりませんが、もっと本質的な部分での対策、少なくともなぜこのような問題が起きるのか。社会的な構造上の問題のみではなく、社会、世の中の在り方としてこれでいいのか。といった問題提起をもっと我々庶民レベルから起こしてもいいのではないか。

 僭越ながらそんなことを思いました。