hanamameizumiの日記

日常的に考えていること。

グローバルな世の中

今日は立冬です。今夏の猛暑に続き、ここ一か月くらい季節外れの暖かさが続いていましたが、この時期らしい気候になりました。

 冬と言えばストーブを真っ先に思い起こします。あの石油ストーブの灯油の燃える匂いを嗅ぐと、「冬の匂いだ」と、懐かしさとともにいつも感じます。

 灯油と言えば、今年は度重なる原油高で、日常の足である車を利用する私にとっては(皆さんもそうだと思いますが)痛手となっています。

 ウクライナイスラエルの戦争、円安、世界経済の低迷など、原油高の原因をテレビなどで知ると、やはり現代はグローバル化しているのだと実感します。

 日本はもともと島国で、村社会なので「自分たちの地域を優先する」という考え方を踏襲しているのか、私自身、グローバルな世の中であると理解していても、遠くの地で起こっていることを身近に感じ、「何かできることはないか」と考えるよりも、「ガソリンの値段が下がるよう国が何とかしてほしい」と考えてしまいます。

 もちろん、原油価格を下げるために、戦争を解決したり、円安を改善したり、世界経済を回復したりといったことは私にはできません。しかし、遠く離れた地に思いを馳せ、「何かできることはないか」と考えることで、原油価格は下げられないかも知れませんが、「自分以外の誰かのため」を考えることにつながっていく気がします(少し論理が飛躍しますが)。

そうすることで、身近にある孤独や孤立、閉塞感といったものを打ち破っていけるのではないか。現在のグローバルな世の中は、そうした思想を育む土壌ではないか。と拙い頭で考える立冬でした。