そんなバナナ。
おやじギャグ発言者の主な動機は「会話を弾ませたい」「声を掛けるきっかけが欲しい」「かまってほしい」など、様々とみえる。大した動機はなく、無意識に口を突いて出てしまう「まいった、まいった、マイケル・ジャクソン」のようなうっかり系もある。この種のうかつなタイプは聞き手の気持ちを冷え込ませがちだ。
引用:「おやじギャグ」は害悪か コロナ下の職場トーク術 NIKKEIリスキリング より
”おやじギャグは是か否か”。
私は、50代前半ですが、先日、職場の20代前半の女子に「そんなバナナ」と発言しました。
当然のごとく、失笑され、その後、困った顔をされました。
「そんなバナナ」と言ったのは、まさしく、引用した通りの理由です。
この確信犯的な発言を是とするか否とするか。難しい問題ではあると思います。
ただし、これもハラスメントと同様、受け取る側の心理によって変化すると思います。
言われた側が不快な思いをすれば、否。
楽しい気分になれば、是。
でも、コミュニケーションは必要と思います。
【コミュニケーション】
1 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「—をもつ」「—の欠如」
2 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
[補説]「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の—を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の—がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。
引用:goo辞書より
「そんなバナナ」と言われて、困った顔をしたので、
”彼女にはおやじギャグは、不適である”
が理解できた点では、コミュニケーションはとれたのでしょうか。一応。
また、「そんなバナナ」と言われた彼女は、困った顔をしましたが、たぶん不快な思いはしていないのでしょうから、ハラスメントはセーフ。一応。
結局、”おやじギャグは、是か否か”は、わかりません。
でも、バナナは食べたくなりました。