虹。
「虹」という漢字の由来は、古代中国の人が、虹を見て”天を駆ける龍の姿”を
思い描いたところから来ているようです。
「虹」の虫偏は、ヘビなどの爬虫類を表し、工は「貫く」という意味があるそうです。
また、ヘビは長生きすると龍になる伝説があるようです。
したがって、”ヘビがやがて龍になり、天に昇り空を貫く”。
古代中国人は、ロマンチストですね。
「虹」を見て、これらのことを思いつくのですから。
私は、たまに雲をぼーっと眺めたり、鳥が悠然と飛んでいる姿をみながら、
「ラピュタみたいに、あの向こうに世界があるのか」
「鳥は、自由だな。タダでいろんな所に行ける。」
と考えたりします。少しアホな気もしますが、まじめにそう考える時もあります。
”だいぶ疲れているのかな”と思いますが、違うようです。
大体、心に余裕のある時です。
まあ、その考えが何かに役立つわけではありませんが。
でも、古代中国の人も、何となく”キレイな虹だな”と思いながら、「虹」を考えたような気がします。
なので、一見、無駄な時間と思っても、のちに何かを創造するきっかけになるのでは。
ぼーっと雨を見ながら思いました。