ゲシュタルト崩壊。
最近、テレビを見ていた時のことでした。
テレビの字幕を目で追っていると、簡単な5文字ぐらいの漢字が連なった単語であるはずなのですが、一瞬何が書いてあるか全然分からないという現象が起きました。
ビビりました。
”ついに、認知症になってしまったか”と思いました。
ただ、ゆっくりと文字を追っていくと、「なんだ簡単な漢字だった」と思い、ほっとしました。しかし、それもつかの間、「こんな簡単な漢字が一瞬でも読めなくなったのか」と、再び焦りました。
皆さんはこんな経験ありますか?
【ゲシュタルト】
《「ゲシュタルト」は形態・姿の意》全体性が失われ、各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象。
引用:コトバンクより
これだ。
これだと思いました。少し調べてみると、このゲシュタルト崩壊は、疲労などが蓄積していても起こることがあると書いてありました。
そういえば、その時は疲れが溜まっていたような気がします。
その証拠に、あまり疲れていない時は、同じことは起こりませんでした。
ひと安心しました。
人間とは不思議ですね。
でも、若い時はなかったことが、だんだん自分の体に起こってくると、
”年をとったなぁ”と思う今日この頃でした。