hanamameizumiの日記

日常的に考えていること。

モモ闘病日記(最終回)

10月7日(土)曇り時々晴れ

ついに「水だけ生活1か月」達成した。モモは今日も生きている。猫の体はどうなっているのだろう。

でも、呼吸をするたび、鼻が「ピューピュー」と鳴っている。気道が塞がってきたのか。

苦しくないか?痛くないか?それを考える時間が多くなってきた。

今日は、モモ他の2匹の猫の予防接種があったので、久しぶりに病院へ行った。

先生には、モモがまだ生きていることを告げた。1か月近く水だけで生きていることには、あまり反応しなかったが、ここ最近呼吸が落ち着いていることを話すと、「肺がん末期だと肺に水か溜まってだんだん苦しくなってくると思うが...」と、首を捻っていた。

よく分からないが、とにかくモモが穏やかで過ごしてくれればそれでいいのだ。さすがに体が弱ってきて、歩くのもままならないが、それでも「悲しい」「寂しい」はなし。ナッシング。ありがたい。

10月11日(水)快晴

ついにモモが“虹の橋”を渡った。昨日の朝仕事に行く前はまだ生きていた。

前日、こんなことがあった。

夜、二階でパソコンを打っていると、ぎこちない音をさせながら登ってくる階段の音が聞こえたので、“まさか”と思い見てみると、モモだった。2段くらいあがったところで止まっていたので、抱っこして降りたが、最後の力を振り絞って階段を登ろうとしていたのか。

 

とにかく、ついにモモは逝ってしまった。残念な気持ちはなくはないが、一番に思ったのは「よく頑張ったな」ということだ。また、本当に穏やかな最期をむかえ、これは人間の勝手な思い込みかも知れないが、安らかな良い表情をしていた。だいぶ痩せちゃったけどね。

でも、最高にかわいいモモでした。

この2か月あまり、様々な思いの中で過ごさせてもらった。小さい命だけどいろいろ学ばせてもらった。モモと出会えて本当に幸せでした。

ありがとうモモ。

生まれ変わってもまた家族になろうな。


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以上が「モモ闘病日記」でした。

「死」という、当たり前に訪れるであろうことに対する向き合い方を、モモには教えてもらいました。

だから今は、“ロス”というよりも“感謝”の思いが強いです。

 

ちなみに、モモの火葬は10月12日に行いました。風もなく穏やかに晴れ、これ以上は望めないくらいのいい天気でした。その中で、自宅の庭で火葬を行いました(今は車に火葬装置(?)を積んで家まで来てくれるのです)。

骨もきちんと拾えて、担当してくれた方も本当に良い方で、最後まできちんとできて本当に良かったです。