情けは人のためらなず。
「情けはひとのためらなず。」
鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」
皆さんも見たと思いますが、そこで出てくるセリフです。
アニメの中でも説明しているように、”人にしたことは巡り巡って自分に返ってくる”。
調べてみると、確かに、”情けは人のためにならない”ではなく、
”人にしたことは巡り巡って自分に返ってくる”。みたいです。
でも、私は、”情けは人のためにならない”
この解釈も間違いではないと思います。
もちろん、人に情けをかけること、「大変だったね」「苦労したね」と同情することは誤りではないと思います。
しかし、その先が大切。
人に同情して終わり。
それで、その人の問題が解決すれば、良いと思います。
でも、多くの場合は、同情だけでは解決しない。
そう思います。
同情するよりも、むしろ、具体的に”どうしていけば良いのか”
これが重要である時もあります。
しかし、往々にして、同情が先に立つと、具体的な解決策が見出せない。
そんな気がします。
その結果、かえってその人を苦しめる場合もあるかも知れません。
そう考えると、「情けはひとのためらなず。」は、”情けは人のためにならない”
との解釈はあながち誤りではないような気がします。