短気は損気。
「短気は損気。」
昔の人はつくづく上手いこと言うなぁ。
と思います。
私は、どちらかというと短気でした(今も?)。
・信号が自分の前で”黄色⇒赤”に変わる。
・挨拶の返事がない。
・愛想が悪い。
・レジで待たされる(約2~3分)。
など。
もちろん、誰でも腹が立つ時もあり、これらについても腹が立つ人もいると思います。
でも、問題なのはその「程度」かも知れません。
私の場合は、これらの事柄で軽く半日は、イラついていました。八つ当たりや喧嘩などもありました。
間違いなく”損”をしていました。
今でも、これらについて、腹が立つことはあります。
ありますが、昔ほどではなくなりました。
一番変わったなと思うのは、”我慢”ができるようになったことです。
昔は、”我慢”が出来なかったので、良く人に「腹立ちが顔に出ている」と指摘されたものでした。
でも、今は(自分で言うのも申し訳ないのですが)、
”いつも穏やかそうで良いですね”と言われます。
実際は、そんなことはないのですが。
そこで、気づきました「短気は損気。」と。
もちろん、すべて”我慢”することが良いとは思いません。
言うべき時に言うべきことを言う。
これ大事です。
しかし、少なくとも、感情に任せた発言や態度は慎まなければと思います。
生まれついての性格は変えられないかも知れない。
でも、それで自身が損をしない生き方はできる。
近くの席で、部下が力いっぱいパソコンをタイプする音にイラつきながら
そう思いました。